まずは、お清めから。。なんでか?はあとで分かります。
で、患者さんは必ず手術台へ
載せてあげましょう。。
サイドスタンドやリアスタンドだけ、フロントスタンドだけでは、高さが足りないし不安定なので絶対にいい仕事はできっこありません。
ちなみに、こちらのスタンドはバーゲンを狙ったりキズものに難くせをつけて叩いて買ったので、前後で1万円いってません。。言いかえると、たったの一万円で作業性と安全、安心が買えたのです。
続いて、カウル外しですが、このマシンはスライダーが付いているので、こいつから。。てか、これはオレが付けてあげたものです。まだ付けて二~三カ月です。
反対側はコカしているので、スライダーの座面となるスペーサーが無残にもこんなことに。。で、内径がこんなにも拡がっちゃってます。もっとやべぇケースでは、このスペーサーの中でM10ボルトが折れることもあるのです。従って、レーシングスライダーは立ちゴケのみに有効と考えるべきでしょう。スカっとキレイに開けたφ51mmの開口もこんなです。
ま、それはそれで置いといて。。このスペーサー、エンジンに当たる側はフランジになっているので外側からは抜けないのです。変な設計だ。。あとで必ずや対策しちゃる!
エンジンは、全部で六ヶ所でマウントされているので、整備の間は外しておいてもいいんだけど、置き場所を忘れたり転がったりしないように挿しておくことが吉。
コカして頭の削れたボルトは、こんな目立つところには入れずに、車体の下部など見えないところに入れてあげましょう。。
例えば、ここ専用にするとか。。家族のような分身のようなオートバイなのですから見栄えのことも考えてあげましょう。
案の定、クリップが飛んでいます。
ここはアンダーカウルを外すときに全ての留め具を外したと思い込んで、クリップの存在を知らずに無理やり引っ張ったりして壊したりします。クリップが壊れる分にはよいのですが、カウルの穴を壊さないとも限りませんから注意しましょう。。
無理やり押し込むとグロメットもこんなことになります。ぴったりと合わせても中々入らなかったのなら、ゴムに影響のないシリコングリスを薄~く塗ってあげスルっとハメてあげましょう。。『人も機械も同じなんです。』これって、とても深イイ言葉だとは思いませんか?人も機械も大切にね。。
はい、アンダーカウルを外したの図。
で、やっぱ、転がらないよう探さなくていいように、スライダーを挿しとくの図。
この液体の流れた痕跡はなんだろう。。オイルかなクーラントかな。。水で洗ったら落ちました。従ってクーラントでした。塗装屋さんはここをキレイにしないで塗装をしやがったんだ。。ん~~~ボク的には、ちょっとその塗装屋さんマジかよ?!ってゆー感じです。
フルエキの位置決めのための基準箇所に、本来入って然るべきボルトが入っていなくてフリーになっていました。こういう部分に「?」を感じられるようになって下さい。で、「?」は、自分で直接、製造メーカーに質問して必ず解決しましょう。
てことは、万有引力の法則からエキパイの接続部が下がっているから、、その影響でエキパイの口とエンジンとの接合部の下側に隙間ができ、併せて、サイレンサーが 20mm~30mm前に引っ張られているって感じになっていて、& テールエンドが外に開いちゃてるってことになります。
真下から見たの図、4 in 2 の部分が向かって左側に逃げていて、エンジンのセンターを通っていません。こんなんじゃダメです。ホント話にならん。
つづく。。
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