オーナーさんは、オイルにキツい乗り方(積極的に風を当てない)をされているにも関わらず、無謀にも「出来ない。」と言っては、オイルレベルをチェックしない人なので、『蒸発率が低く油膜切れを起こしにくい HIROKO のオイル以外では、間違っても一回のオイル交換で2,500km以上転がしてはならない。』
『2,000km過ぎたら見せに来い。』という分かりやすいお世話どりをしていたのですが、全く守られてなかったことが、このロワーレベルをかなり下回ったオイルレベルで分かってしまいました。。やや右側に傾けてみても油面が見えてきません。。
ん～参りました。この、06年型の前に00年型のエンジンを潰しているというのに、まったく世話のし甲斐なし。けど見放さないよ、周りにマトモがいないし、また類は友を呼んで、ロクなアドバイスをしやしないんだからさ。。こんなじゃ見放せないさ。。(><
ま、コスパがいい HIROKOでも、3,000km以上はクラッチフィール、シフトフィール共にちとキツくなるけどな。。
あーーーっ！それになんだこれは。。ガリガリくんじゃないか。。
パッドまったくねぇ～し。。
てか、パッドの台座とローター各々の摩耗がかなり進行しちゃってる。。ちょっとあり得ないトワイライトな証言、『直線でロックして転倒した。』の原因は、ちょっとあり得ないコレだったってことじゃんか。。オレにとっちゃ至極当たり前なことが、一部の人には当たり前じゃないってことが分って、ある意味勉強になりました。
スライドピンを留めるこいつに、摩擦で削り落ちたローターのササクレがびっしり付いています。
こんなの55年間の人生の中で初めて見ました。。こうなる前には何かしらのサイン、次に悲鳴をあげていたハズなのに、親御さんはそれに全く気づかなかったんです。で、金属対金属の潤滑性のない摩擦でロックして転倒。。峠じゃなくて良かったな。ダンプ、トレーラー、飛ばす車がバンバンいなくて良かったな。。良かったで済んで良かったな。
本来なら、ローター関係の部品が入るまでは転がさないでおくべきなのですが、分らず屋のオーナーさんの泣きマネ入りの希望でしたので、一番安いパッドを買ってきて、その日一日を凌いで貰うことにしました。オートバイって遊びの範疇なんですけど、世の中にそんな大事な用事？仕事？ってあるのでしょうか。。大宮から桶川？北本？辺りまで行くだけのために。。
ピンを磨いてモリブデングリスを塗って、シムをセットしてシムグリスを薄く塗って。。
キャリパーにセットして。。(シムには向きがあります。)
組んでみましたが、ローターが変に削れているので、どうなりますことやら。。(><
更に更に更に更に更に、つづく。。
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