で、ここからが今回のお題目の、ヤッツケ仕事をしたことによる『フルエキ排気漏れ、組み直し。』の始まりです。。フルエキ装着に、ラジエーターを外さないでやったってんですから、ある意味天才的です。
まず一発目のここの持ちあがってる方のフランジボルトは力を入れずに回ってしまい、もう片方のボルトはギッチギチに締まっていました。で、他も同じような感じ。。それにしてもこのフランジのエラい曲りようったらありません。。(汗
てのは、このフルエキの前オーナーがフランジを鬼のようなオーバートルクで締め込んだために、こんな状態でひん曲っていることに併せて、
フランジが本来の位置よりも思いっきり下に落ちていたので、エキパイの口をアウトレットの口に押し込むためのカラーの有効な部分(ピンポイントの二箇所)を押せてなくて、
フランジの穴の中に変な恰好で触っているだけだった。。そして排気漏れを起こしていた。なのです。
フランジが真っ平らなら、二か所の点ではなく面で押せるのにな。。規定トルクは僅か 20Nm なのにな。。ま、そんなことのせいにしてたってしょうがない。。
画像をクリックして拡大してよく見て下さい、フランジがカラーに当たっていません。。てことは、反対側も有効箇所に当たっていないってことなのです(滝汗
すべてがこうなっていましたが、漏れていたのは1番、3番、4番シリンダーでした。でも全体の取り付けが20mm左、15mm後方にズレていたのですから、2番だけが漏れていなかったのはマグレにすぎません。
漏れの証の煤です。
うまく付いていなかったのは、肝心要の位置決めボルトが入っていなかったからで、フルエキは、アウトレットとサイレンサーバンドだけで留められていた、ぶら下げられていた。てことだったのです。
てことで、基準位置に通すボルトとナットを買いに行く前に、まずは寸法を計ります。こっちの寸法と、
こっちの厚みと、ワッシャー二枚の厚み3mmとロックナットの厚みを足して。。メモして。。
ちょっと家を空けにゃならんのだけど、家には14歳のいつもグルグル回っている老犬ゴンちゃんと、なんでもハンコを突いてしまう頭のおかしい爺さんしかいないので、マズはテレビを点けて。。
障子で中が見えないようにしておいて、それらしく靴をならべてドイトへGO!
で買ってきました。M10ボルトの 35mm長 と 40mm長 & ワッシャー二枚 & ロックナットを。。計算では35mm長 でイケちゃうのですが、幾らもしないので40mm長 も買ってきました。全部で450円でした。
ハイ、いい感じです。こうでなくちゃイケません。で、ここはゴムブッシュが入っているから強めに締めたくないので 40mm長のボルトを採用することにしました。
おーおーおー、これだけでもシックリ見えてしまうから摩訶不思議。。
はいはい、作業スペースのお清めの理由はこんなところにもあります。だって、こんな恰好してやらないと状態が見えないんだもの。。サイドスタンドだけで立てていたんじゃ出来ぬことです。
この段階ではすべて仮留めの状態で、フルエキは取りついているようには見えますが、触ればプラプラ、キシキシと動きます。
ハイ、だんだんと本来通るべきラインに寄ってきました。。で~す~が、まだ本来の位置に納まっているわけではありません。
ん! このアングル、いい感じだこと。。
やっぱ、これだよね。。
初めてやること、分からないことはメーカーに電話して聞いちゃいましょう。親切に教えてくれます。でも、正式なパーツの名称やパーツの特定の部分の名称を勉強しておかなければ質問にもならずに、サポート担当を困惑させるだけですから、質問は、これでもか!って位に最大限の事前調査をしてからが吉です。
で、そこまで調べれば質問しなくても済んじゃうこともあります。何にしても、普段弄っていない人は "感" などに頼ってはイケません。ナゼならば、普段やってない人に "感" なんてものは備わってっこないから。。ナゼならば "感" てのは、根拠に基づいちゃ~いないからです。そんな、根拠のないギャンブルなんかで元も子もない状況にしたらバカバカしいですから。。
更に更に、つづく。。
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