2013年3月18日月曜日

忙しいと言うべきでない。

忙しいということは、現代人に共通の口ぐせの一つですが、忙しいということは本来良いことではない。

文字そのものがうまく表現している。 『 忙 』 とは、心が亡 ( に ) げる、亡 ( うしな ) われる、亡 ( な ) くなる意味で、

世人の通弊として 『 事に先立っては体怠け、神 ( こころ ) 昏 ( くら ) し、事に臨んでは手忙しく脚乱る。

事を既 ( おわ ) れば意散り、心安んず。 これ事の賊 ( ぞく : 人を傷つけそこなう。 害する ) なり 』

≪ 明 ( みん ) の呂新吾 ( ろしんご ) 「 呻吟語 」 ≫ というとおり、ろくなことがない。

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ボクもその通り、『 忙しい 』 は、結果、人を傷つけ、そこない、害し、信用を失うことに繋がって、いいことを遠ざけ、ろくでもないことを引き寄せてしまう言葉だと思います。 今、このメカニズムを忙しくて疲れて理解できなければ、シンプルに、災いを呼び寄せ自爆を引き起こす " 呪文 " のようなものであると認識すべきだと思います。






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